メイルサーバについての調査

参考： MTA の使用状況

調査方法

1. JPNIC に登録されている NS レコードが示す DNS サーバを取り出します。
2. その DNS サーバに MX レコードを問合せます。
3. MX レコードの A レコードを問合せます。
4. MX レコードがなかったドメインについては ドメイン名の A レコードを問合せます。
5. A レコードのホストに接続して、返事(通常は コード220)を調べます。
6. 220 の返事だけでは判定できないものには、"HELP"コマンドも送り、 その返事を調べます。。

ne.jp, or.jp, co.jp, 汎用 jp ドメインに関しての調査

	ne.jp	or.jp	co.jp	汎用 jp
domain	1915	2976	23484	794
MX records	2363	3775	29577	889
MX あり domain	1764	2692	22051	713
MX なし domain	151	284	1433	81

接続できない理由いろいろ

理由	ne.jp	or.jp	co.jp	汎用 jp
MX, A の問合せに返事がないドメイン	49	85	803	20
MX, A がないドメイン	85	181	484	44
MX がなく A があったが、接続できないドメイン	9	10	59	-
MX と A があるのに接続できないホスト	125	131	1027	103
MX 値に A がないもの(名前の間違いなど)	19	211	164	-

観察

• MX レコードのないドメインでメイルサーバが動いているところはごく少数です。
• 複数の MX レコードをもつドメインでは一部のサーバに接続できないケースがよくあります。

• MX レコード値が CNAME になっていた名前 100
• MX レコードの先の名前が異っていても、同じサーバ (IP アドレス)のことも かなりあります。一台のメイルサーバで相当数のドメインを受けもっているようです。

WN, djbdns, , rsync, FreeBSD